薔薇の花 咲く頃

作詞・作曲・編曲:田中守 振付:渡辺柊

薔薇が 赤い薔薇が咲く季節
今になって 今になって
やっと実感してきた5月

「ありがとう」「さよなら」
「ごめんね」「おやすみ」
普段使いの言葉って
毎日聞くから 本当の意味とか
あんまり考えてこなかった

人の心を種として
万の言の葉になるそうで
ずうっと昔から
紡いで来た大切な魔法

薔薇が 赤い薔薇が咲く季節
一人になって 一人になって
今更唱えてみる
薔薇は 赤い薔薇はトゲがある
強がって 強がって
隠した感謝の気持ちさ「ありがとう」

別に永遠の別れじゃないけど
あの時の僕には永遠

人の心を種として
万の言の葉になるそうで
だったら花より
一枚の葉っぱでもよかった

薔薇が 赤い薔薇が咲く季節
今になって今になって
やっと実感しても
薔薇は 赤い薔薇はなにくわぬ
顔で咲いて 顔で咲いて
憎たらしいくらい綺麗だ

薔薇が 赤い薔薇が咲く季節
今になって 今になって
やっと実感してきた5月

「ありがとう」

 

ライナーノーツ

山田のキャッチフレーズが「綺麗な花にはトゲがある」なのに、彼の色は緑なんだよな。
というささやかな事実から生まれました。
調べてみると丁度薔薇の季節は五月だそうで、山田の誕生日も五月。
丁度単独も終わってやっと卒業を実感してきた頃なのかな…との思いで初夏の歌にしました。

彼自身センターに立つよりかは皆と踊ったり歌ったりするのが楽しいと言っていたので
花だけでも綺麗かもしれないけど、やっぱり葉っぱやら茎やらあるからより一層綺麗に見えるんだな。と。
そういえばなんで言葉とか葉書って「葉」という文字を使うのだろうと色々と疑問がわいてきて。

調べてみると古今和歌集の時代から使われていたそうです。

やっぱり文字も言葉も歴史あるものなんだよな。

と色々感動してその思いのたけを込めました。

曲自体はいつも通りなんですけど、もちろんタイトルの元ネタは宝塚のすみれの花咲く頃をテーマにしたので
間奏とエンディングにちょっとだけメロディを入れました。

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